こんにちは!
広島大学教育学部4年のNです。
卒業論文発表会が近づいています。
ということで、今日は、自分の卒論について、さらには、院で勉強したいことについて話したいと思います。
僕の卒論は、「ベースボール型ボール運動の教材についての一考察」です。
小学生に対して、ベースボール型(野球やソフトボールなど)を教えることは非常に難しいです。
指導要領(何を教えないといけないか、文部科学省が定めているものが記述してあるもの)には、ベースボール型ボール運動は、絶対に行うものではなくて、環境が整っていなかったら行わなくてもいいとなっています。
だから、現場では行わない先生も少なくなく、小学校の体育でやったことない人も多いんではないでしょうか。
そのため自分は、小学生でも楽しめて理解できるように修正した教材づくりの提案をしました。
・メリット
イニングやプレーごとに時間が切れるため、作戦や戦術を工夫する楽しさ
→作戦や戦術に目を向けることで、苦手な子供たちも一緒に楽しむことができる。
幅広い能力を用いて運動をする
→走る、ボールを捕る、狙って投げたり遠くに投げたり、打つ、など他の競技にはない、全身運動
・デメリット
技術だけの授業になってしまうと、経験者や運動が得意な子だけが目立ってしまう。
ルールが複雑(面白さと相反してしまうが、、、)
試合を行うために、練習が必要な技術が多い
実際に、教員になった暁には、ベースボール型ボール運動の指導をして、楽しさや面白さを理解できるような授業をおこなっていきたいです!
話変わって、院では「道徳科におけるいじめの未然防止に関する一考察(仮)」を勉強、研究したいと思っています。
なんで、学部生では体育だったのに、院では道徳、特にいじめについて勉強するかというと、、、
いじめによって人生が壊れてしまう現実を目の当たりにして、教員になる立場の自分がそのような子を一人でも減らしたい、一人も出したくないために、勉強したいからです。
いじめに関わったことない人はほとんどいないのではないでしょうか。
研究によると、8割の人がいじめたこともあるし、いじめを受けたこともあるということもいわれています。(大小含む)
ということは、人間というのは、いじめるものであるということを理解することが求められると思うのです。
さらには、いじめ(明らかになるレベル)をおこなわないようにするのは幼少期の教育が大切です、ともいわれています。
初等教育を専門とするからには、一人でも間違った道にそらさないようにしていかなければなりません。
正直、大人の世界でもいじめが起こることを考えると、いじめは絶対になくならないと思います。
しかし、いじめの被害を小さくしたり、少なくしたりすることは可能だとおもうので、しっかり教員として、子供たちに寄り添っていけるようになりたいです。
理想ばかり語ってしまいましたが、しっかり信念をもって、2年間の院での勉強やそれ以降の現場での努力をしていきたいです。
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